グラフ型データベースの自動車開発への適用例(Volvo)
Volvo社でのGraph データベースの自動車開発への適用例を動画で見ることが出来ます。動画は、Neo4j社によりYou tubeで公開されており、どなたでもご覧いただけます。この動画は、VolvoのShared service部門のteam leader のFabien Batejatさんが説明されています。概要は、現代の自動車開発の複雑さを説明し、それに対してGraphがどのように役立つかを、Volvo社が実際に作成したアプリケーションのデモを使用して説明しています。
自動車開発に関わるお客様にとって、有益な情報だと思いますので、ぜひ動画をご覧ください。また、日本語訳を別ページに作成しましたので、興味がある方は、右の画像をクリックし、該当ページを参照ください。
冒頭部分は、自動車開発に関わるデータの説明です。自動車開発では、様々なツールを使用します。
Excelに表を作ったり、Visioで図を作ったり、Rapsodyでモデルを作ったり、PowerPointでレポートを造ったり、リレーショナルデータベースにしまったり。TeamcenterやSystemWaverのようなVirtual Managementが出来る特殊なツールを使ったり。
これらのデータは、別々のデータベースに保存され、本来は1つの車両を表すものですが、その関係を理解するのはとても難しいと述べています。
また、現代の自動車開発は、自動運転や厳しい排ガス規制、インターネットとの接続など、ますます複雑さを増しています。つまり、現代の自動車は、マーケットで売られている製品の中でも、もっとも複雑な部類であり、その複雑性を把握した上で製品をマーケットに投入するためにグラフデータベースを活用されています。
そして、システムズエンジニアリング(MBSE)のために、Volvoがグラフデータベースで何をやっているかを説明しています。
つまり、自動車開発の下記のそれぞれの役割の方の視点とGraphデータベースの使い方を実際に作成したアプリケーションをもちいて説明しています。
・Function Owners
他の関連する機能を担当する人との仕事をしやすくする
・System Design Analysts
DSM解析に使用する
・Project leaders
プロジェクトプランニングに使用する