超電導超電導体材料の実験データを汎用実験データベース
(BRIX LITE)に保存した例
インターネットに公開されている超伝導体材料のデータセットを、当社の汎用実験データベース(BRIX LITE)に格納しました。
組成表や転移温度データの登録
この写真は、格納したデータを表示しています。
写真の左に、材料名(Ba0.2La1.8Cu1O4、Ba0.1La1.9Cu1O4、Ba0.1La1.9Ag0.1Cu0.9O4)が表示されています。材料名とデータ(組成データ、転移温度、温度と抵抗値のデータ)がひもづいてデータベースに登録されています。
写真の右上図では、3つの材料の組成を比較しています。原子種の組成の値が異なる点は赤で表示されます。
本写真では、Cuの値が異なるので赤表示です。
写真の右下図では、温度と抵抗の実験データをXYグラフで表示しています。
このように、実験データを、その実験条件情報とひもずけて保存することができます。
REST APIによりPythonにデータをわたす
この写真は、REST APIを使用してデータを受け渡している写真です。
データは、実験データベースに格納されています。
Pythonは、他のパソコンにインストールされています。
Pythonから実験データベースのURIを指定し、データを取得しています。
この写真では、温度と抵抗のデータを取得して、XYグラフを描画しています。
この機能を使用すると、データを実験データベースから取り出して、Pythonなど、研究者が得意とするツールでデータ解析をすることができます。機械学習や統計解析に使用できます。